税額算定のあらまし
1.固定資産を評価し、その価格を決定し、その価格をもとに、課税標準額を算定します。
固定資産の評価は、総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づき固定資産評価員が評価します。市長は固定資産の評価額を決定し、その価格をもとに課税標準額を算定します。このようにして決定された価格や課税標準額は、固定資産課税台帳に登録され、固定資産課税台帳の縦覧に供されます。固定資産の土地と家屋の評価額は3年に1度見直しが行われます。これを「評価替え」といいます。
2.課税標準額 × 税率 = 税額
原則として、固定資産課税台帳に登録された評価額が課税標準額となります。しかし、住宅用の敷地のように特例措置が適用される場合や、土地について税負担の調整措置が適用される場合は、課税標準額は評価額よりも低く算定されます。
3.税額等を記載した納税通知書を納税義務者あてに通知します。
納税通知書には、固定資産の評価額をはじめ、課税標準額、税率、税額、納期、各納期ごとの納付額、納付の場所のほか、納期限までに税金を納付しなかった場合の措置や納税通知書の内容に不服がある場合の申立ての方法などが記載されています。