マダニによる感染症に注意しましょう
マダニによる感染症に注意
マダニは春から秋にかけて活動が活発になり、シカやイノシシなどの野生動物が生息する環境のほか、民家の裏山や裏庭、畑などにも生息していることから、特に屋外でのキャンプやハイキング、農作業や草刈り、山中での作業(山菜採りや狩猟等)は、ダニに咬まれるリスクが高まります。
野山に生息するマダニに咬まれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、ライム病などの感染症にかかることがあります。
「マダニに注意しましょう」(福岡県) (PDF形式:572KB)
マダニによる感染症を予防するには
感染を防ぐためには、マダニに咬まれないようにすることが重要です。
- 草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出部分を少なくしましょう。
- 屋外活動後はマダニに刺されていないかを確認しましょう。
もしマダニに咬まれたら
マダニ類の多くは、人や動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いもので10日間)吸血します。
- 吸血中のマダニを見つけた場合は、自分で取ろうとせず、できるだけ医療機関(皮膚科)で処置しましょう。(無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまい化膿することがあります。)
- マダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診しましょう。
関連リンク
・「マダニによる感染症に注意しましょう」(福岡県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
・ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)