筑後市新型インフルエンザ等対策行動計画
市では、新型インフルエンザが発生したときに、その拡大を抑制し被害拡大を最小限にとどめるため、「筑後市新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しました。
感染予防及び感染拡大防止のために、感染予防対策などを確認しておきましょう。
新型インフルエンザとは
新型インフルエンザとは、動物(特に豚や鳥類)にのみ感染あるいは保持されていたインフルエンザウイルスが、人間の間でも感染するようになったものが新型インフルエンザです。毎年冬場に流行する季節性インフルエンザとは違い、ほとんどの人が免疫を持っていないため、感染が急速に広がる恐れがあります。
世界的に感染が広がる状態(パンデミック)になると、患者の急激な増加で医療体制の限界や社会的混乱が起こったり、一時的に多くの従業員が欠勤することにより電気や水道・食料品・日用品の供給が止まったりするなど、市民生活や社会経済活動に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
発生に備えて
これを踏まえて、市では、新型インフルエンザなどが発生した時に、感染拡大を抑えて、市民の皆さんの健康や生活への影響を最小限にとどめるために、「新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定しました。
この計画では、発生した時から流行の状態に応じて、行政や医療機関などと市民の皆さんがそれぞれの役割を担い行動するよう定めています。
まずは、個人での対策の徹底を
感染及び感染拡大を防止するためには、一人ひとりが感染予防対策に努めることが最も重要です。
新形インフルエンザの予防法は、季節性インフルエンザと大きく違いはありません。
今一度、発生に備えて、感染予防対策を確認して、日頃から感染予防につとめましょう。
感染から身を守ろう
(1)外出先から帰宅した時や調理の前後、食事の前、せき・くしゃみをした後など、石けんを使って、指の間や手首まで丁寧に洗いましょう。
(2)日頃から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
(3)乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
(4)インフルエンザ等が流行している時期は、人ごみの中など、不要不急の外出を控えましょう。
周囲に感染させない
(1)せきやくしゃみが出ている時はマスクを正しい方法で着用し、使用後は放置せずに、くず箱に捨てましょう。
(2)熱が下がっても数日間は、ウイルスが体内に残っていますので、周りの人にうつさないように、不要不急の外出は控えましょう。