各種検診の内容

更新日 2025年05月01日

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がん検診

「がん」は、我が国の死因の第一位であり、生涯で二人に一人が「がん」を経験する時代となっています。一方で、医療の進歩により、「がん」も、治せる病気になりつつありますが、早期のがんは自覚症状がないことが少なくありません。早期に治療を開始するため、検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です。


●子宮頸がん検診

わが国では罹患する人(かかる人)が多く、年間約11,000人が子宮頸がんにかかっています。20歳代後半から増加しはじめ、特に30歳から50歳代で多くなります。最もがんに近い前がん病変であるCIN3(Cervical intraepithelial neoplasia grade 3:子宮頸部上皮内腫瘍グレード3)を含めると、20歳代と30歳代の女性では最も罹患する人が多いがんです。(国立がん研究センター がん情報サービス)


検査内容:視診、細胞診


●乳がん検診

罹患する人(かかる人)は30歳代後半から増加します。40歳以上の女性では最も罹患する人が多いがんです。しこり、乳房のひきつれ、乳首から血性の液が出る、乳首の湿疹やただれなどの気になる症状がある場合には、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。現在乳がんで治療中の方は、治療終了後に、いつ検診を再開するかを主治医とご相談ください。またその他の乳房の疾患で現在治療中の方は、がん検診を受診するかどうかを主治医とご相談ください。(国立がん研究センター がん情報サービス)


検査内容:マンモグラフィー(乳房エックス線検査)


●胃がん検診

罹患する人(かかる人)は50歳代から増加します。胃の痛み、不快感、食欲不振、食事がつかえるなどの症状がある場合には、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。(国立がん研究センター がん情報サービス)


検査内容:胃部エックス線検査(胃透視)、胃カメラ検査(胃内視鏡検査)


●大腸がん検診

罹患する人(かかる人)は40歳代から増加します。血便、腹痛、便の性状や排便の回数が変化したなどの症状がある場合には、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。現在、大腸がんや前がん病変で治療中の方は、治療終了後に、いつ検診を再開するかを主治医とご相談ください。また、その他の大腸の疾患で現在治療中の方は、がん検診を受診するかどうかを主治医とご相談ください。(国立がん研究センター がん情報サービス)


検査内容:2日分の便から血液の反応を調べます。


●肺がん検診

罹患する人(かかる人)は40歳代から増加します。血痰、長引く咳、胸痛、声のかれ、息切れなどの症状がある場合には検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。日本人でたばこを吸う人は、吸わない人に比べて、男性で約4倍、女性では約3倍肺がんになりやすく、たばこを吸う年数、喫煙を始めた年齢が若く喫煙量が多いほど、そのリスクが高くなります。また、受動喫煙(周囲に流れるたばこの煙を吸うこと)も肺がんのリスクを約2~3割高めます。禁煙によってご自身と周りの人の健康な肺を守りましょう。(国立がん研究センター がん情報サービス)


検査内容:胸部エックス線検査(必要時、喀痰検査)


●前立腺がん検診

近年患者数が増加しています。年齢とともに増加し、65歳以上で特に多くなっています。


検査内容:血液検査

関連リンク

厚生労働省 がん検診(外部リンク)

基本健診

●ハートフル健診(基本健康診査)

30歳代から生活習慣病予防対策を始めるために、市独自の基本健康診査を行います。からだの中(血管や血液の状態)を知ることができます。


検査内容:身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査


●特定健診 

国民健康保険加入者を対象に、生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として行う健診です。筑後市国民健康保険加入者には、健康づくり課から受診券を送付します。市国保以外の方には、それぞれの保険者から健診のお知らせがあります。


検査内容:身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査


●後期高齢者健診

後期高齢者医療保険加入者を対象に、生活習慣病の発症や重症化の予防とフレイル(心身の虚弱)予防を目的として行う健診です。対象者には、福岡県後期高齢者医療広域連合から受診票が届きます。


検査内容:身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査

その他の検診

肝炎ウイルス検診

肝炎ウイルスに感染している場合、適切な治療をせずに放置しておくと肝臓がんに進行することがあります。早期に感染がわかり治療すれば、病気の進行を防ぐことができます。


検査内容:血液検査


●結核検診

結核は結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。早期発見できれば重症化を防ぐだけでなく、周囲への感染拡大を防ぐことができます。65歳以上の方は受診義務がありますので、是非受診してください。 


検査内容:胸部エックス線検査(肺がん検診を兼ねています)


●歯周疾患検診

20・30・40・50・60・70歳の方を対象に実施します。

対象者には受診券を送付します。


検査内容:問診、歯周組織や口腔内の状態等の診察、歯面清掃

このページの作成担当

市民生活部 健康づくり課 健康増進担当
電話 0942-53-4231
FAX 0942-53-4119 

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