イノシシへの正しい対処法

更新日 2024年11月01日

イノシシは本来、臆病でおとなしい性質を持っています。
通常、イノシシが人に出会ってもイノシシの方から逃げるので慌てる必要はありませんが、興奮していたり、発情期(晩秋~冬)や分娩後で攻撃的になっていたり、至近距離で突然出会った場合には注意が必要です。

事故を防ぐために、イノシシと出会った場合は次のことに注意してください。

落ち着いてゆっくり行動しましょう

イノシシに出会ったら、静かにその場を離れるようにしましょう。
急に走り出してイノシシを興奮させないこと。イノシシが興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。

攻撃したり、威嚇したりしてはいけません

棒を振り上げたり、石を投げたりしてイノシシを挑発するのは大変危険です。
逆上したイノシシが向かってくることもあります。

どうしても接近を避けられない場合は

イノシシと出会ったらその場を離れるのが一番ですが、人がいる方向に逃げ場所が限られる場合などには接近してくることがあります。接近が避けられない場合は、イノシシに逃げ道を明け渡しつつ、安全な場所に緊急避難しましょう。安全な場所とは、イノシシから人が見えない場所やイノシシが簡単に登れない場所です。立木に登るのも有効な方法です。

うり坊を見かけても、近づいてはいけません

うり坊(イノシシの子)を見かけても、近くに母イノシシがいる可能性が高いので、近づいたり追いかけたりしてはいけません。また、かわいいからと食べ物を与えることはしないでください。人への警戒心を低下させ、人が食べ物の供給源だと学習させることにつながります。

イノシシを目撃したら

 ・住宅地の中でイノシシを目撃したり、道路上でイノシシが死んでいるのを発見した場合は、連絡をお願いします。
 ・鳥獣保護管理法の規定により、イノシシをむやみに捕獲することはできません。


このページの作成担当・お問い合わせ先

市民生活部 かんきょう課 温暖化防止担当
電話 0942-53-4120
FAX 0942-53-1589

お問い合わせフォーム 

ページトップへ戻る