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トップページ>市民の方へ>生活・相談・ワンヘルス>環境>水害時の消毒作業と感染症対策について

水害時の消毒作業と感染症対策について

更新日 2024年06月01日

家屋が浸水した場合は、各家庭での感染症対策が重要です。

台風や大雨、河川の氾濫など水害で家屋が浸水すると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症を引き起こすおそれがあります。
感染症予防のためには、「清掃」と「乾燥」が最も重要です。
下記の方法で感染症対策を行いましょう。

床下や屋外が浸水した場合

床下や屋外は「清掃」十分な「乾燥」を行えば、消毒は原則必要ありません

  1. 床下の状態を確かめ、水が残っていたらポンプなどを使って水を抜く。
  2. スコップや流水で泥や汚れを取り除き、雑巾などで水気を抜く。
  3. 床下に外気を取り込めるよう、点検口などを開けて床下を開放する。
  4. 家庭にあるサーキュレーターや扇風機を使って強制的に換気する。

浸水した家屋を清掃される方へ (PDF形式:120KB)

床上が浸水した場合

室内は、食事や睡眠などの生活を行う場所のため、泥や汚れを取り除いた後に消毒も行いましょう。
清掃や乾燥が不十分なままだと、消毒効果が十分に発揮されないため、必ず清掃してから消毒してください。

  1. 水が引いた後、濡れた畳や使えなくなったものは捨てる。
  2. 電化製品の電源コードはすべて抜いておく。
  3. 汚れた家具や壁・床を水道水で洗い流すか、雑巾などで水拭きし、十分に乾燥させる。
  4. 食器類や調理器具などは、水洗いで汚れをきれいに拭きとる。
  5. 清掃が終わったところから消毒を行う。
  6. ドアや窓を開けて換気を行い、十分に乾燥させる。

主な消毒液と使用方法

次亜塩素酸ナトリウム 
  • 汚染の程度がひどい場合や、長時間浸水していた場合に使用します。
  • 家庭用の塩素系漂白剤で代用できます。
消毒用アルコール
  • 色褪せや腐食により、次亜塩素酸ナトリウムを使用できない場合に使います。
ベンザルコニウム塩化物液(原液濃度10%)
  • 色褪せや腐食により、次亜塩素酸ナトリウムを使用できない場合に使います。
  • 逆性石けんとして医療器具の殺菌・消毒等に用いられている医薬品です。(PDF形式:120KB)
具体的な使用方法は以下をご参照ください。

浸水した家屋の感染症対策(厚生労働省チラシ) (PDF形式:549KB)

浸水した家屋の消毒手順(厚生労働省チラシ) (PDF形式:421KB)

薬剤の配布など

水害時の感染症対策として消毒作業をするときに、市では、薬剤配布や噴霧器の貸出を行います。

くわしくは、かんきょう課(53-4120)に問い合わせてください。

清掃作業時の注意事項

傷口からの感染

○予防策
・丈夫な手袋や厚い靴などを着用しましょう
・長袖などの肌の見えない服装を着用しましょう
○ケガをした場合
・傷口を流水で洗浄し、消毒しましょう
・特に深い傷や汚れた傷は破傷風になる場合があります。医師に相談しましょう。

土ほこりへの対応

○予防策
・ゴーグル、マスクを着用しましょう。
・作業後には手洗いをしましょう
○目に異物が入った場合
・目を洗浄しても、充血が起きている場合などは医師に相談しましょう。


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このページの作成担当・お問い合わせ先

市民生活部 かんきょう課 温暖化防止担当
電話 0942-53-4120
FAX 0942-53-1589

お問い合わせフォーム 

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