動物の命も大切に‥
更新日 2024年03月29日
人と動物とが共に生きる社会のために
動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるため、「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正され、動物の不適切な取り扱いへの対応が強化されました。
飼い主は、動物を種類、習性に応じて最後まで適正に飼養するとともに、糞尿や鳴き声などで人に迷惑をかけないように努めなければなりません。人と動物とが共に生きる社会のために、ご理解・ご協力をお願いします。
飼い主は、動物を種類、習性に応じて最後まで適正に飼養するとともに、糞尿や鳴き声などで人に迷惑をかけないように努めなければなりません。人と動物とが共に生きる社会のために、ご理解・ご協力をお願いします。
動物虐待は犯罪です
法が改正されたことにより、動物虐待(動物を殺す、傷つける、捨てる、世話を怠る)に対する罰則が強化されました。
動物虐待を見つけたら警察署へ連絡してください。
動物虐待を見つけたら警察署へ連絡してください。
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愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者 ➡ 5年以下の懲役または500万円以下の罰金
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愛護動物をみだりに虐待した者、愛護動物を遺棄した者 ➡ 1年以下の懲役または100万円以下の罰金▼動物虐待の例示(環境省)
積極的(意図的)虐待 ネグレクト やってはいけない行為を行う、行わせる やらなければならない行為をやらない ・殴る、蹴る、熱湯をかける、暴力を加える、酷使するなど
・身体に外傷が生じる恐れのある行為だけでなく、心理的抑圧、恐怖を与える行為を含む・健康管理をしないで放置
・病気を放置
・世話をしないで放置など
地域から嫌われる猫をつくり出していませんか?
- 飼い主のいない猫に、「かわいいから」「かわいそうだから」と無責任な餌やりを行うと、
◯ 繁殖を繰り返して、飼い主のいない猫が増えます。
◯ 糞尿などの悪臭、鳴き声、蚤ダニの発生など様々な迷惑を周囲に及ぼすだけでなく、かわいそうだからと思って餌をあげていた猫が地域から嫌われることになります。
新しい飼い主を待っています
保護犬、保護猫について聞いたことがありますか。
捨てられたり、迷子になったりして保健所に収容され、動物愛護団体に保護されている犬猫たちがいます。
今、犬や猫を飼う新たな選択肢として「保護犬、保護猫を引き取る」ことが注目されています。
保護犬、保護猫に関心をお持ちの人、家族に迎えることを検討されている人は次の団体のホームページをご確認ください。
★県登録譲受団体 チームSAKURA (筑後市、八女市、大川市などで活動)
https://team-sakura.jimdofree.com/
※譲渡条件、医療費負担金があります。
※当日の引き渡しはできません。
この他、次の団体のホームページもご確認ください。
★ 福岡県動物愛護センター http://www.zaidan-fukuoka-douai.or.jp/
★ 公益社団法人 福岡県獣医師会
(公社)福岡県獣医師会 いのちをつなぐ委員会ふくおかの猫と犬
http://fukuoka-neko.com/
「福岡県ワンヘルス推進基本条例」が制定されました
令和元年末に発生した新型コロナウイルス感染症は、県民の皆様にも多大な被害をもたらし、今も、生活や事業活動に深刻な状況が発生しています。
この新型コロナウイルス感染症は、人と動物双方に感染する「人獣共通感染症」の一つです。
これまで世界を騒がせたMERSやSARSといった感染症も同様で、人の感染症の約6割が人獣共通感染症であると言われています。
こうした人獣共通感染症は、森林開発などにより、生態系の崩壊が進み、人と野生動物の生存領域が近づきすぎたことで、動物が持つ病原体が抵抗力のない人間にも感染するようになったものです。
人と動物の共通感染症や、抗菌薬が効かなくなる薬剤耐性(AMR)など、公衆衛生上の重大な危機になると認識されている分野横断的な問題に対して、医師・獣医師・行政関係者など人・動物・環境の衛生に関わる人が連携して取り組む考え方を「ワンヘルス」といい、今や世界の共通認識となっています。
福岡県では、ワンヘルスの実践に向けて、基本となる事項(基本理念、基本方針及び基礎となる体制整備等)を定めた「福岡県ワンヘルス推進基本条例」に基づき、安全で安心な社会を構築するため、人・動物・環境の衛生に関わる「ワンヘルス」に関する施策を推進するとともに、県民の皆さんに「ワンヘルス」の理念についてご理解いただけるよう、シンポジウムや福岡県ホームページ(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/3/21/390/)などを通じて情報発信をしています。