シリーズ いま人権・同和教育は
「男女平等」という言葉が日本国憲法に明記されてから、今年で80年になります。言葉としては浸透していますが、私たちの周りを見渡すと、女性であることを理由に直面する困難や「見えない壁」が、依然として残されています。
今回は、女性が抱えている主な人権問題について考えてみましょう。
「女性だから」という思い込み
「女性の人権」と聞いて、何を思い浮かべますか。「男女平等」「男女共同参画」「女性差別」「DVや性暴力」 など、さまざまなことが考えられます。
「女性の人権」を考えるということは、女性であることを理由に、本来持っているはずの権利が奪われたり、制限されたりしていないかを見つめ直すことではないでしょうか。
- 「女性だから、こうするもの」
- 「母親だから、こうあるべき」
- 「女の子だから、これは向いていない」
そんな言葉や思い込みが、結果として、私たちの選択肢を狭めていることがあります。
一人一人の尊厳を大切に
思い込みの根底にあるのは、「相手を自分と同じ対等な人間として尊重する視点」や、「自分の心や身体は自分のものであり、他人に決められるものではないという感覚(自己決定権)」への理解が十分でないことです。
誰もが一人の人間として、自分の人生を選び、尊重されて生きる権利を持っています。
「女性はこうあるべき」「これくらい我慢するのが当たり前」といった何気ない思い込みが、知らず知らずのうちに、誰かの尊厳や人権を傷つけてしまうことがあります。
誰もが生きやすい社会へ
女性の人権問題を解決していくことは、決して女性だけを優遇することではありません。全ての人が「こうあるべき」というプレッシャーから解放されることで、自分らしく生きやすい社会を作ることにつながります。
その一歩として、今回のセミナーで、正しい知識や情報を学び、周りの大切な人や子どもたちと向き合うヒントを一緒に見つけませんか。
第2回人権セミナー筑後
【「安心」を届ける包括的性教育〜生きる力を育む仲間とつながろう〜】
【とき】9月29日(火)18:30〜20:00
【ところ】サンコア(軽運動室)
【講師】光橋幸恵さん(陽かり助産院院長・県助産師包括的性教育委員)
【参加費】無料
【問合わせ】人権・同和教育課
包括的性教育とは
人権をベースに、身体のこと、人間関係、ジェンダー、同意や自己決定など、誰もが自分らしく健やかに生きるための知識やスキルを総合的に学ぶ教育です。
このページの作成担当
教育部 人権・同和教育課 人権・同和教育担当
電話 0942-65-7039
FAX 0942-53-4216


