男女共同参画社会ってなに?
21世紀はみんなが主役!男女共同参画社会をめざして…
こんな経験ありませんか?
その時、あなたはどう思いましたか?
「男性は仕事、女性は家庭」という価値観に縛られすぎていませんか?「男は強くなければ!」と悩みを誰にも言えずにひとりで抱え込んでいる人はいませんか?「女だから控え目にしなくては…。」と遠慮している人はいませんか?
もちろん、「男らしくなりたい!女らしくなりたい!」と思うことはあなたの自由です。しかし、無理に自分を「らしさ」の型にはめようと考えたり、それを他人に強要したり、されたり…。となると、とても窮屈な気持ちがしてくるのではないでしょうか?
日常生活の中で、「男だから・・・、女だから・・・」と多くの「当たり前」と思われていることに疑問を感じたら、「男女共同参画」について少しだけ考えてみませんか?
男女共同参画社会とは?
「男女共同参画って、なんだか難しそう…。」「自分には関係ないんじゃないかな?」と思っている人はいませんか?
特に「参画」という言葉は、あまり聞き慣れませんよね?これは、単に「参加」するということではなく、方針の立案や決定などの「意思決定への参加」ということを意味します。
男女共同参画社会とは、「男女がお互いを尊重し合い、職場、学校、家庭、地域などの社会のあらゆる分野で、性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会」と言うことができます。
誰のものでもない、あなたの大切な人生のために、「あなたらしさ」を見つける小さな一歩を踏み出してみませんか?
なぜ必要なの?男女共同参画社会基本法
我が国の憲法には個人の尊重、男女の平等がうたわれています。しかし、実際にはまだ、大切な意思決定の場に女性が加わっていなかったり、職場や家庭などさまざまな場で男性の方が優遇されていると感じたりすることが多いようです。
また、少子高齢化など私たちの生活をめぐる状況が変化していく中で、「男性は仕事、女性は家庭」といった性別による固定的な役割分担にとらわれずに、あらゆる分野でそれぞれの個性と能力を発揮できるような社会づくりが必要となっています。
男女共同参画社会基本法はこうした新しい社会をつくっていくための5本の柱(基本理念)を打ち立て、国や地方自治体、国民それぞれが果たさなくてはならない役割を定めています。