麻しん(はしか)にご注意ください
福岡県で麻しん(はしか)が発生しています
令和7年度は全国的に麻しん(はしか)患者数報告が増加しており、福岡県でも複数例の報告がされています。
発熱、発疹、目の充血、咳、鼻水等の麻しんに特徴的な症状が現れた方は、事前に医療機関に電話で連絡し、指示に従って受診してください。受診する場合は、公共の交通機関の利用は控え、症状出現時の10日から12日前(感染したと推定される日)に海外の流行地や人が多く集まる場所へ行ったかどうか等について医療機関にお伝えください。
麻しんに関するご相談は最寄りの保健所(筑後市は南筑後保健福祉環境事務所)にお問い合わせください。
麻しんとは
麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染など様々な感染経路があり、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しんの症状
麻しんウィルスに感染して10〜12日間(最大21日間)の潜伏期間の後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
1.カタル期(2〜4日)
38度前後の発熱、結膜充血、咳、鼻水などがみられ、熱が下がった頃に頬粘膜(奥歯のすぐ横付近)に 特徴的な白い斑点(コプリック斑)がみられます。コプリック斑は数日で消えてしまいます。
また、この時期の感染力が最も強いといわれています。
2.発疹期(3〜4日)
一度下がった発熱が再び高熱(39度〜40度)となり、赤い発疹が生じます。発疹は耳の後ろから顔にかけて出始め、全身へ広がります。
3.回復期(7〜9日)
発疹が出た後、3~4日間続いた発熱も解熱し、全身状態が改善してきます。合併症のないかぎり、7~10日後に主症状は回復しますが、免疫力が低下するため、しばらくは他の感染症にかかると重症になりやすくなります。
感染予防について
麻しんは感染力がとても強いため、手洗いやマスクのみでの予防はできません。しかし、予防接種を行うことにより95%以上の人が免疫を獲得し、感染を予防することができます。予防接種は、自分が感染しないためだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも有効です。
予防接種を受けましょう
麻しんは予防接種で防げる病気であることから、あらかじめ定められた期間に予防接種を受けることが大切です。
1.定期予防接種
第1期:1歳以上2歳未満
第2期:5歳以上7歳未満の者であって、小学校入学前1年間
予防接種を受けたかどうか、わからない方は母子手帳を確認しましょう。予防接種を受けていない人で、麻しんにかかった事がない人は、予防接種を受けましょう。定期予防接種の期間内は無料で予防接種が受けられます。
2.任意予防接種
定期予防接種の対象者以外で、予防接種を希望される場合は、任意接種(有料)となりますのでご注意下さい。
予防接種を受けていないお子様に加えて、海外での感染例も報告されている事から、麻しんの流行がみられる地域へ渡航される方は、自身のワクチン接種歴を確認のうえ、必要時予防接種をご検討下さい。
学校保健安全法での取り扱い
麻しんは、学校保健安全法における第二種の感染症とされており、発疹に伴う発熱が解熱したあと3日を経過するまでは出席停止となっています。ただし、病状により感染力が強いとみとめられた時は、さらに長期に及ぶこともあります。
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