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トップページ>市民の方へ>生活・相談・ワンヘルス>ごみ>ごみ袋の中身を調査しました(ごみ組成分析調査)

ごみ袋の中身を調査しました(ごみ組成分析調査)

更新日 2024年12月13日

ごみの組成分析調査について

はじめに

一口に“ごみ”と言っても、その中身は、“紙ごみ”、“プラスチックごみ”、“生ごみ”等、様々です。ごみの中にも、もう使うことができない不要物として廃棄されたものもありますが、まだ使えるのに捨てられた物や、資源物(リサイクル可能な物)もあります。

ごみ組成分析調査とは?

ごみ組成分析調査とは、ごみの品目(組成)の重量比(%)を求めるものです。

家庭からごみ集積場所に排出された可燃ごみを無作為に抽出し、燃やすごみのなかに、リサイクルできる資源物がどの程度混入しているか分析し、今後のごみ減量のヒントを研究するための調査です。

ごみの排出状況を継続的に把握するため、家庭から排出されるごみの組成分析調査を毎年実施しています。


 作業のようす 

 写真

組成分析調査結果

分別すれば資源としてリサイクルできる資源ごみが34.5%

まだ食べられるのに捨てられてしまった食品ロスが5.9%含まれていました。

詳細は下のグラフをご覧ください。


令和6年度組成分析調査結果 (PDF形式:170KB) 

5正面2.jpg


紙類で多かったのが、お菓子の空き箱やチラシ、書類

廃プラスチックで多かったのが、カップ麺の容器やお菓子の袋類

生ごみで多かったのが、食べ残しや使い切れずに傷んでしまった食材



令和5年度の組成分析調査結果と比較してみましょう。

下のグラフをご覧ください。

令和5年度組成分析調査結果 (PDF形式:50KB) 

令和6年度は、食品ロスは6.6%減っているのに対し、資源ごみが4.7%増加しています。

具体的に雑誌が増加しているのがわかります。


もっとごみ減量できないかな〜??

ごみ減量の4つのポイント!

ポイント1 《雑紙のリサイクル》

「燃やすごみ」の中に含まれていることの多い、お菓子の紙製空き箱や、ダイレクトメール等のチラシ類は、雑紙といい、資源として出すことで、新しい紙へと生まれ変わります。「燃やすごみ」ではなく、リサイクルしましょう。

雑紙は、資源回収の日に地域の資源回収場所で紙ひもで縛ったり、紙袋に入れて出すことができます。

主な雑紙
  • 雑誌
  • お菓子の紙製容器
  • チラシ
  • 包装紙
  • ティッシュペーパーの空き箱
  • トイレットペーパーの芯
  • シュレッダーで裁断した紙など


ポイント2 《廃プラスチックのリサイクル》

弁当の容器、カップ麺の容器、お菓子の袋などのプラスチック製の袋類や容器類は、軽く洗って廃プラスチックの指定袋に入れて、廃プラスチックの排出日に地域のごみステーションにお出しください。

ポイント3 《なくそう食品ロス!》

賞味期限切れなどによって、手つかずのまま捨てられてしまう食品、買い過ぎてしまった総菜、まとめ買いをして余った肉や野菜、食べ切れないほど作ってしまった料理など、本来食べられるのにもかかわらず捨てられている食べ物のことを「食品ロス」といいます。食品ロスは、資源の無駄な消費やごみの増量につながります。

今回の調査結果では食べきれずに残した弁当や、調理で使い切れずに傷んでしまった食材などが多く含まれていました。

買い物は必要な分だけ、調理は食べきれる分だけにするなど、日々の食生活の中で、ちょっとした気遣いや行動で食品ロスを減らすことができます。

一人一人が「もったいない」の意識を持って、食品ロスの削減に取り組みましょう。

ポイント4 《生ごみはできるだけ水分を切ってごみ出ししましょう》

生ごみの約80%が水分と言われており、年間で多くの水分を燃やしていることになります。水分を燃やすことで燃焼効率が悪くなり、ごみ処理費用が余分にかかってしまいます。
乾燥しきらない生ごみや水分を多く含んだ生ごみを燃やすごみで出す場合は、「ぎゅっ」としぼって水分を十分に切りましょう。


ごみを減らさなければいけない理由

  1. 地球環境を守るため

    家庭から出たごみは、集積所からごみ収集車によりごみ処理施設に運搬され、もえるごみは燃やされたり溶かされたりします。ごみが減れば、これらの運搬・処理に伴い発生する地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を抑制することができます。

  2. 限りある資源の保護

    天然資源である石油は、近い将来に枯渇するといわれています。そして、石油の精製には何億年もの時間が必要であり、製造が困難な資源です。日常製品に欠かせないプラスチック製品やガソリンは、そういった限りある資源を消費して作られています。
    こういった天然資源の枯渇を防ぐためにも、私たち一人ひとりが少しでもごみの排出を抑制し、資源を確保していくことが求められています。

  3. ごみ処理のコストを下げる

    ごみ処理にはたくさんの経費がかかっています。ごみを減らすことは、ごみ処理コストの削減につながります。

引き続きごみ減量にご協力をよろしくお願いいたします。

このページの作成担当・お問い合わせ先

市民生活部 かんきょう課 リサイクル推進担当
電話 0942-53-4120
FAX 0942-53-1589 

お問い合わせフォーム 

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