筑後市の紹介(ちくごしのしょうかい)
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福岡市(ふくおかし)から筑後市(ちくごし)までは車にのって約1時間でつきます。平成23年3月12日に、九州新幹線(きゅうしゅうしんかんせん)がとまる筑後船小屋駅(ちくごふなごやえき)ができました。
九州新幹線(きゅうしゅうしんかんせん)は福岡県(ふくおかけん)から鹿児島県(かごしまけん)までつながっていて、新幹線(しんかんせん)にのると福岡市(ふくおかし)から鹿児島市(かごしまし)までは約1時間20分でつきます。
筑後市内(ちくごしない)には古くて大きなクスの木がたくさんあります。
みどりがきれいで、鳥たちがたくさんあつまるクスの木は、「まるでどんどんさかえる筑後市(ちくごし)のようだ」と「市の木」にえらばれました。
そして、「市の花」としてえらばれたのはサザンカの花です。 サザンカの花がえらばれたわけは、ふたつあります。 ひとつは、サザンカの花がほかの花にくらべるととても長い時間きれいな花を咲かせるから、という理由です。もうひとつは、サザンカの花が育つのに筑後(ちくご)の気こうが合っているから、という理由です。
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筑後市(ちくごし)の歴史(れきし)を知ろう!
筑後市(ちくごし)が生まれたのは、昭和29年4月です。
羽犬塚町(はいぬづかまち)、水田村(みずたむら)、古川村(ふるかわむら)、岡山村(おかやまむら)の一部がひとつになって、筑後市(ちくごし)となりました。
そのあと、三潴郡西牟田町(みずまぐんにしむたまち)と八女郡下広川村(やめぐんしもひろかわむら)の一部もはいって、今の筑後市(ちくごし)となっています。
筑後市(ちくごし)の特長(とくちょう)ってなんだろう?
筑後市(ちくごし)のまちは、JR羽犬塚駅(はいぬづかえき)と国道209号線・国道442号線の車の多い道路(どうろ)を中心に成り立っています。
この土地は、むかしから九州(きゅうしゅう)とそのまわりをつなぐ交通(こうつう)のだいじなポイントでした。いろんな土地の文化(ぶんか)をもたらし、むかしからある文化(ぶんか)とまざりあって新しい文化(ぶんか)をつくりました。
農業(のうぎょう)
筑後市(ちくごし)は自然(しぜん)に恵(めぐ)まれています。
あたたかくておだやかな気こうと、農作物(のうさくぶつ)がよく育つゆたかな土、そしてきれいな水をたっぷりと利用(りよう)して、むかしから米、麦、イグサ、ナシ、ブドウ、八女茶をはじめとする農業(のうぎょう)がさかんでした。
特に、ナシ、イグサ、お茶が天皇杯(てんのうはい)や農林水産大臣賞(のうりんすいさんだいじんしょう)を受賞(じゅしょう)するなど、ほかのまちと比べても優(すぐ)れています。
近ごろは、学校の給食にも筑後市(ちくごし)でとれたおいしい野さいやくだものがたくさん使われています。
特産品(とくさんひん)
特産品(とくさんひん)として有名(ゆうめい)なのは、久留米絣(くるめかすり)です。
これは、あらかじめ糸に色をつけておいて、それから織(お)っていくという伝統工芸品(でんとうこうげいひん)です。
19世紀のはじめに、「井上伝(いのうえでん)」というひとりの女の子がはじめたあたたかみのある織物(おりもの)です。日本三大絣(にほんさんだいかすり)のひとつともされ、今では広くその名が知られるようになりました。
ほかにも、筑後の伝統工芸品(でんとうこうげいひん)には「手すき和紙(わし)」や「花ござ」「赤坂人形」などがあります。
産業(さんぎょう)
交通(こうつう)の便利(べんり)さを生(い)かして、たくさんの会社(かいしゃ)が筑後市(ちくごし)に集(あつ)まるようにはたらきかけ、ものをつくる工場(こうじょう)や会社(かいしゃ)がたくさんあります。
まわりのほとんどの市や町では住んでいる人が減(へ)ってきているなか、筑後市(ちくごし)では住む人や家族の数がふえています。
平成23年3月12日には、九州新幹線筑後船小屋駅(きゅうしゅうしんかんせんちくごふなごやえき)ができました。この駅は、「福岡県(ふくおかけん)の南の玄関口(げんかんぐち)」として全国(ぜんこく)からのたくさんのお客さまを迎(むか)え入れています。
また、県営筑後広域公園(けんえいちくごこういきこうえん)など駅のまわりのかんきょうも良くなり、筑後地域(ちくごちいき)はますますにぎやかになっていくことでしょう。
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