台風とは
台風とは熱帯低気圧(熱帯や低緯度地方で発生する低気圧)のひとつで、巨大な空気の渦巻きといえます。
発生数は、年間28個程で、そのうち日本に上陸するのは平均約3個です。
また、夏の終わりから秋の始めにかけて多く発生し、進路の右側の方が強風になりやすいために被害が大きくなることが予想されます。
台風の大きさと強さ、台風の大きさは平均風速15メートル以上の強風域の半径で、強さは最大風速で表されます。
両方とも階級分けがされており、規模の目安となりますので覚えておきましょう。
台風の大きさと階級分け
階級 |
風速15m/s以上の半径 |
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ごく小さい | 200km未満 |
小型(小さい) | 200km以上300km未満 |
中型(並みの大きさ) | 300km以上500km未満 |
大型(大きい) | 500km以上800km未満 |
超大型(非常に大きい) | 800km以上 |
台風の強さと階級分け
階級 | 最大風速 |
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弱い | 17m/秒以上25m/秒未満 |
並みの強さ | 25m/秒以上33m/秒未満 |
強い | 33m/秒以上44m/秒未満 |
非常に強い | 45m/秒以上54m/秒未満 |
猛烈な | 54m/秒以上 |
集中豪雨に注意!!
集中豪雨は、短期間のうちに狭い地域に集中して降る雨のことで、梅雨の終わりごろに起こります。狭い地域に限られ突発的に降るため、その予測は非常に困難です。中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害が予想されるので、気象状況に十分注意し、早めに避難するなど万全の対策をとるようにしましょう。
1時間の雨量と降り方
1時間の雨量 | 雨の降り方 |
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8~15ミリ | 雨の降る音が聞こえる |
15~20ミリ | 地面一面水たまり。雨音で話し声がよく聞こえない |
20~30ミリ | どしゃ降り |