こんなときはどうする
更新日 2013年02月14日
台所で料理をしていたら
まず火の始末
- 揺れを感じたら、使っている火を消します。
- 自分で消せないときは、近くの人に[火を消して!」とよびかけましょう。
- 大きな揺れのときは、無理して消そうとせず、まずテーブルなどの下に身を伏せ、揺れがおさまってから火を消します。
なるべく早く台所から離れる
- 食器棚から食器が、冷蔵庫からは食品が飛び出してきます。
- コンロにかけている鍋もすべり落ちます。
寝室にいたら
布団をかぶって頭を保護
- 揺れが大きいときは、布団を頭からかぶって身を守ります。
- できればベッドの下にもぐり込むか、家具が倒れてこないところに身を伏せます。
風呂・トイレに入っていたら
狭い場所こそ安全地帯
- 風呂場やトイレは面積の割に柱や壁が多いので、比較的安全だと言われています。
- ドア枠がゆがまないうちにドアを開けて出口を確保します。
- 最低限の衣類を身につけたら、揺れがおさまるのを待って避難しましょう。
マンションにいたら
脱出口の確保
- ドアを開けて出口を確保します。ドア枠がゆがみ、扉が開かなくなることがあります。
- 家具などで出口がふさがらないようにしましょう。
むやみに外へ飛び出さない
- 部屋の真中で座布団などで頭を守ります。
玄関から避難できないとき
- ベランダから避難はしごなどを利用して避難します。
- 避難するときは、エレベータは使わないようにします。
デパート・スーパーなどにいたら
転落・落下物に注意
- 大型の家具や家電製品などの下敷きにならないよう、安全な場所へ移動します。
- 柱や壁際に身を寄せ、衣類や荷物などで頭を守ります。
- ガラス製品、照明器具の落下にも注意しましょう。
- 持ち物にこだわらず、両手は開けておきましょう。
将棋倒しの恐れあり
- 出入り口に殺到すると将棋倒しになるおそれがあります。店員の指示に従って、落ち着いて行動しましょう。
- 階段では将棋倒しの危険があるので、駆け下りたりしないようにします。
- エレベータは使ってはいけません。
- 停電してもあわてず、誘導灯や非常照明をたよりに行動しましょう。
商店街・繁華街を歩いていたら
建物には近づかない
- 窓ガラスや屋根瓦、看板などが落ちてきます。建物には近づかず、広場などへ避難しましょう。
- 自動販売機も倒れてきます。
- 切れて垂れ下がった電線には、絶対触れないこと。
- 道路の亀裂や陥没にも注意しましょう。
- 手荷物などで頭を守ります。何もない場合は腕で頭をおおいましょう。
電車・地下鉄・バスなどに乗っていたら
足を踏ん張り、姿勢を低く
- 手すりやつり革、座席につかまり、姿勢を低くします。
- 座っている場合は、前かがみになって手で頭をおおい、腰から足に力を入れます。
乗務員の指示に従う
- 途中で止まってても、勝手に車外へ出ないようにします。
車を運転していたら
急ブレーキはかけない
- ハンドルをしっかり握り、徐々に速度を落とします。
- 地割れや陥没にも注意しましょう。
- 橋やトンネルは注意して通過しましょう。
緊急車の通り道を空けておく
- 地震を感じたら、道路左端に寄せて停車。
- トンネルの入り口や交差点には停車しないこと。
- 車を離れるときは、キーはつけたままというのがルールです。
海岸にいたら
すぐさま逃げる
- 海岸では高台へ避難します。
- 平地で適当な場所がない場合は、できる限り海から離れます。
津波の恐怖
- 震源が近ければ、津波情報が出る前に津波がきます。
- 第1波より第2波が強いこともあるので、警報が解除されるまで、海辺には近づかないこと。