3本部合同水難救助訓練を実施しました!
昨年と同様に、今年も全国的に水の事故が多発し、幼い子どもが亡くなる痛ましい事故が各地で相次ぎました。 出水期は過ぎましたが、突然の大雨など自然災害はいつ発生するかわかりません。これからの季節、車の暖房を使用する機会が多くなります。車窓を閉めたままクリークや河川に転落すると、脱出するのが困難になり、そのまま沈んでしまう可能性があります。車には常時、窓を割るための専用ハンマーなどを積載しておくと、もしもの時に役に立ちますのでお勧めいたします。ホームセンターのカーコーナーでも安価で購入することができます。
筑後市消防本部では、「もしも」に備え日々訓練を重ねています。
9月22日(金)、27日(水)に隣接消防本部の、みやま市消防本部、柳川市消防本部の3本部合同水難救助訓練を実施致しました。この訓練は、1級河川の矢部川下流域を管轄する消防本部が災害時に迅速対応できるよう連携強化を目的として実施いたしました。訓練では、各消防本部の検索方法の確認、外来講師による救助ボートの操縦指導及び潜水隊とボート隊との連携訓練を行い、災害対応能力の向上を図りました。
私達、消防士の出番がないことが一番ですが、痛ましい事故が起きないために、幼い命が失われないために、筑後市消防本部は市民の安全安心に日々尽力していきます!
・矢部川での合同訓練の様子
・潜水隊とボート隊との連携訓練の様子