下水道の役割と仕組み
更新日 2025年01月09日
私たちは、毎日の生活で多くの水を使っています。台所・お風呂・トイレ・洗濯など便利で快適な生活を支えているのが、大量に使う水と言ってもいいでしょう。
しかし、大量の水を使えば、当然捨てられる汚水の量も増えてきます。自然の浄化能力を超えた汚水が、悪臭やハエや蚊の発生など生活環境悪化の原因となったり、川や海など公共用水域の汚濁の原因となっています。
これらの生活排水や工場・事業所の排水などの汚水を浄化するための施設が下水道です。下水道は、私たちの生活環境や自然環境を守る重要な役割を担っています。
しかし、大量の水を使えば、当然捨てられる汚水の量も増えてきます。自然の浄化能力を超えた汚水が、悪臭やハエや蚊の発生など生活環境悪化の原因となったり、川や海など公共用水域の汚濁の原因となっています。
これらの生活排水や工場・事業所の排水などの汚水を浄化するための施設が下水道です。下水道は、私たちの生活環境や自然環境を守る重要な役割を担っています。
下水道の役割
1公共用水域の水質保全
汚水を処理場できれいな水にしてから流すため、川や海の水を汚さず、美しい自然が守られます。
2生活環境の改善
家庭や工場から出る汚水を下水道管により流すため、周辺から汚いドブをなくし悪臭やハエや蚊の発生を防ぎ清潔で快適な生活環境になります。
3トイレの水洗化
清潔な水洗トイレが使えるようになるので、くみ取りの心配や住宅内部の悪臭がなくなり、より快適な生活がおくれます。
下水道には、以上のような効果をもたらしてくれる役割が期待されます。
下水処理のしくみ
各家庭などから排出される汚水は、下図のようなしくみで処理されてから、川へ流されます。