ブックタイトル筑後市市勢要覧
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筑後市市勢要覧
The Place To Bring Up果のくに広川町〔自治体データ〕人口19,915人(H29.3.1)面積37.94km2市の木イチョウ市の花菊ほのかにただよう果実の香り。水と風と太陽で実った「果のくに」町の中央部に国道3号線が縦断し、また県道84号線(三潴上陽線)が横断する広川町は、その利便性により、国道を中心に都市化・宅地化が進んでいます。また九州縦貫自動車道が町内を縦断し、広川サービスエリア及び広川インターチェンジを有しています。町の主要産業のひとつである農業では、イチゴ・ブドウ・梨・桃・茶などの生産に加え、電照菊をはじめガーベラなどの花卉栽培も盛んに行われています。水のくに柳川市〔自治体データ〕人口67,682人(H29.2末)面積77.15km2市の木柳市の花花ショウブ・藤どんこ舟にゆられ、うなぎのせいろ蒸しに舌鼓。歴史も薫る「水のくに」詩人・北原白秋や大関・琴奨菊などを輩出し、930kmにも及ぶ掘割が連なる水郷・柳川市。有明海の豊かな恵みが育むノリは生産量日本一で抜群の知名度を誇りますが、同市は九州の穀倉地帯の一角でもあり農業も盛んです。米・麦・大豆をはじめ、ナス・レタス・イチゴ・トマト・アスパラガスなどの野菜やブドウ・イチジクなどの果樹も栽培されています。穀のくに大木町〔自治体データ〕人口14,332人(H29.1末)面積18.44km2市の木イチョウ市の花コスモス・スイセン香り豊かな、キノコの里。豊穣なる大地が育む「穀のくに」大木町は総面積の14%を堀が占める地域です。そのため、肥沃な土地と豊富な水に恵まれ、温暖な気候の中で培われた農業によって発展し、国内屈指のイグサ・イグサ製品の産地として知られてきました。近年では、イチゴやグリーンアスパラガスなどの野菜やエノキ・シメジなどのキノコ類の施設型農業が盛んです。堀との暮らしも農業も、古来より循環に根ざした営みであり、今日、「環境先進のまち」として様々な展開を進めています。匠のくに大川市〔自治体データ〕人口35,199人(H29.2末)面積33.62km2市の木桐市の花カンナ創り出されるもの、これ全て職人気質。夕日に輝く「匠のくに」大川市は、筑後平野の中央に位置し、筑後川が市の西部に流れ、母なる有明海に注いでいます。また、市内を延べ300kmにもわたるクリークが縦横に走り、独特の景観を有しています。主要な産業は、「大川家具」「建具」などの木工業で、木工所・家具店・製材所などの木工業関連の建物が集積しています。また、筑後川と有明海の豊かな恵みによってもたらされる水稲・イチゴ・海苔などの農水産業も盛んです。筑後七国卑弥呼の火祭り魏志倭人伝にも登場する女王・卑弥呼。その卑弥呼が統治した邪馬台国の所在は今なおいくつもの説があり、古代史ロマンを掻き立てていますが、江戸中期の儒学者・新井白石は、現在のみやま市付近を中心とした「九州説」を唱えています。この筑後七国エリアはもしかすると古代卑弥呼の統治下にあり、その時代から受け継がれた文化が今なお残っているのかもしれません。「卑弥呼の火祭り」は、筑後七国各地で受け継がれてきた伝統文化・伝統芸能の数々を、芸術文化交流施設「九州芸文館」を舞台に集約したイベントです。当市で伝わる「熊野神社鬼の修正会」「水田天満宮稚児風流」をはじめ、八女市黒木町の「旭座人形芝居」や、みやま市瀬高町の「大人形・大提灯」、柳川市の「どろつくどん」など県指定文化財などが一堂に会し、本来ならご当地でしか見ることのできない迫力を芸文館で体験することができます。11