HAWKSベースボールパーク筑後1年目の取り組み(H28,1~7月)
平成28年7月24日 筑後ファーム野球教室
7月24日(日)には、市内の少年野球チームを対象にした「筑後ファーム野球教室」がタマホームスタジアム筑後で開催されました。この日は、13時からホークス対ジャイアンツの2軍交流戦が行われた後、試合を終えたばかりの選手たち17名が講師となり、9チーム約70名の児童に野球の基礎を教えました。
開会式では、球団を代表して水上2軍監督が「野球ができることを当たり前だと思わずに、家族や監督、チームの仲間たちに感謝しながら野球をしましょう。」と挨拶。子どもたちは、選手から直接細かな指導を受けながら、キャッチボールやノック、バッティングなどの基本練習に真剣に取り組んでいました。また、試合中には見せない選手の優しい笑顔に、子どもたちの緊張もほぐれ、最後は積極的にアドバイスを求める姿などが見られました。
平成28年7月23日 恋のくに筑後市デー
市では、7月23日(土)の2軍交流戦ホークス対ジャイアンツの試合を協賛し、 「恋のくに筑後市デー」を開催しました。HAWKSベースボールパーク筑後ができたことで、より多くの市民の方に野球観戦できる機会を提供するとともに、 市外から来る野球ファンに、球場以外の観光スポットや飲食店などを紹介し、筑後市をPRすることを目的に実施しました。
HAWKSベースボールパーク筑後内に設置された特設ステージでは、ちっご健康隊「スマイル」によるホークス体操のほかに和太鼓、ダンス、吹奏楽など様々なパフォーマンスが行われ、会場を盛り上げました。また恋のくに物産展では、市内の特産品や筑後市ならではの商品を扱った飲食ブースのほか、川の駅船小屋恋ぼたるの出張足湯など、観光PRブースも賑わいを見せました。
試合開始前のセレモニーでは、ちっご観光大使から両軍監督へ花束が贈呈された後、筑後児童合唱団による国歌斉唱が行われました。また、ホークス選手たちがそれぞれの守備位置につくと、中村征一市長が始球式を務め、キャッチャーに向かって勢いよく投げる姿に満員御礼となったスタンドからは歓声があがりました。
試合は残念ながら0対2でホークスが破れましたが、夏の日差しにも負けない選手たちの熱いプレーに、スタンドのお客さんからは大きな声援が送られました。
巡回型野球教室の実施
市では、福岡ソフトバンクホークスと締結した地域包括連携協定に基づき、市内の小学3年生と幼稚園・保育園の年長児を対象にした巡回型野球教室を実施しています。
イエローホーク(幼稚園・保育園)
7月1日、幸輪保育園(徳久)で第1回目となる年長児向け野球教室「イエローホーク」が行われました。年長児37人は、教室に登場したはね丸やひな丸と一緒に体操をした後、ボール運び競争やベースランニングなどを体験しました。初めてバットを握る子もいましたが、上手にバッティングをすることができて満足そうでした。
キャッチボールキャラバン(小学校)
7月15日には、羽犬塚小学校で3年生を対象にした「キャッチボールキャラバン」が行われ、ホークスOB講師の指導のもとキャッチボールやティーボールなどで汗を流しました。この巡回型野球教室は、ボールと触れ合うことで野球の楽しさを知り、仲間と一緒に体を動かす楽しさを体験することを目的としています。
平成28年7月10日 筑後市長旗争奪少年野球大会 開会式
7月10日(日)、HAWKSベースボールパーク筑後で「筑後市長旗争奪少年野球大会」の開会式が開催されました。この大会は、筑後市と福岡ソフトバンクホークスとで締結した地域包括連携協定に基づき開催したもので、市内9チームのほか福岡市近郊や佐賀県・熊本県から計56チームが参加。日頃、ホークス選手がプレーしている人工芝のグラウンドを子どもたちが行進すると、スタンドに訪れた保護者などから大きな声援や拍手がおくられました。
平成28年3月19日 「HAWKSベースボールパーク筑後」開業!
3月19日(土)筑後市津島に完成した「HAWKSベースボールパーク筑後」が開業し、ウエスタン・リーグの開幕戦に先立ちテープカットセレモニーが行われました。
この日はあいにくの天気でしたが、球場周辺には筑後七国の特産品などを販売する物産テントが並び、JAふくおか八女による祝い餅のふるまいや観光パンフレットの配布などが行われ、たくさんの人で賑わいました。地元の人はもちろん、初めて筑後を訪れる人たちへこれからも足を運んでもらえるよう筑後七国の魅力をPRしました。
19日のホークス対広島戦は、2-1でホークスのサヨナラ勝ち! 曇り空を吹き飛ばすような劇的勝利で筑後の新ファーム本拠地がスタートしました。
平成28年3月18日 ホークス選手歓迎のつどい
3月18日(金)にサザンクス筑後で、2016年の新入団選手(育成を含む)11名と水上善雄2軍監督を迎え、「ホークス選手歓迎のつどい」が行われました。
八女高校吹奏楽部の演奏とともに水上監督と選手たちが入場、会場は大歓声に包まれました。
中村征一筑後市長が、「筑後で力を蓄え、ヤフオクドームで活躍する選手へと成長してほしい」とあいさつすると、水上監督は、「筑後の人たちはとてもあたたかい。ここにいる選手たちは全員が1軍で活躍できる素質を持った選手たちです。是非球場に足を運んでいただき、あたたかい応援をお願いします。」と応えました。
また、選手への質問コーナーでは、「目標とする選手は誰ですか?」という質問に、ドラフト1位指名の髙橋純平投手は、「サファテ投手の直球と武田投手のカーブを持ち合わせた投手になりたいです。」と答え、その力強い姿勢に会場が盛り上がりました。
記念品として、筑後市からはいちご、JAふくおか八女からはお米、クロレラ工業からはクロレラ製品の詰め合わせ、恋ぼたるからは温泉入浴年間パスがそれぞれ贈られ、最後は筑後市内の少年野球チームの子どもたちも壇上にあがり、八女高校ダンス部のパフォーマンスとともにいざゆけ若鷹軍団を合唱、選手たちの活躍を祈願してジェット風船を飛ばしました。
平成28年1月18日 地域包括連携協定の締結
筑後市は福岡ソフトバンクホークスと地域包括連携協定を締結し、平成28年1月18日に九州芸文館で締結式を行いました。
締結式で、中村征一筑後市長は「市とホークスが今後も高め合い、地域と共に発展していけるよう盛り上げていきたい」と述べました。また、中村市長とともに調印書にサインした福岡ソフトバンクホークス株式会社・太田宏昭代表取締役専務は、「県南地域をしっかり盛り上げ、地域の発展に貢献したい」と応えました。
左から中村英司筑後市教育長、原口英喜筑後市議会議長、福岡ソフトバンクホークス・水上善雄2軍監督、中村征一筑後市長、福岡ソフトバンクホークス・石渡茂3軍監督、太田宏昭代表取締役専務、髙田浩一郎取締役、三笠杉彦執行役員
締結式の後には、HAWKSベースボールパーク筑後に近い、水洗小学校の3年生児童約40人が、球団関係者を前に「船小屋今昔物語」と題した演劇を披露し、船小屋の魅力をアピールしました。
今回の地域包括連携協定締結は、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地運営にあたり、双方が魅力を高め、その強みを生かしながら多方面にわたる連携事業を推進することにより、福岡ソフトバンクホークスの育成及び強化を図りながら、地域活性化や市民サービスの向上を図ることを目的としています。
主な事業内容は次の通りです。
(1) スポーツ振興及び健康増進に関すること
(2) 青少年の教育及び育成に関すること
(3) 観光振興に関すること
(4) 地域活性化に関すること
(5) 相互の情報発信に関すること
(6) その他目的を達成するために必要な事業に関すること