(趣旨)

第1条　この要綱は、在宅の医療的ケア児の看護又は介護を行う家族の負担軽減を図るために実施する筑後市医療的ケア児日常生活支援事業助成金(以下「助成金」という。)の交付に関し、必要な事項を定める。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(助成対象者)

第3条　助成金の交付を受けることができる者(以下「助成対象者」という。)は、医療的ケア児の保護者等とする。

(対象経費及び助成金額)

第4条　助成金の交付対象となる経費及び助成金額は、別表のとおりとする。

(利用の申請等)

第5条　助成金の交付を受けようとする助成対象者は、利用しようとする指定訪問看護ステーション(以下「利用訪問看護ステーション」という。)を経由して、市長に筑後市医療的ケア児日常生活支援事業利用(変更)申請書(様式第1号。以下「利用(変更)申請書」という。)を提出しなければならない。

(助成金の交付申請及び実績報告)

第6条　利用訪問看護ステーションは、助成対象訪問看護を実施した月ごとに、筑後市医療的ケア児日常生活支援事業利用者台帳(様式第3号別紙その1及びその2)により管理を行うこととし、筑後市医療的ケア児日常生活支援事業助成金交付申請書兼実績報告書(様式第3号。以下「助成金交付申請書兼実績報告書」という。)により助成金の交付を申請するとともに、関係書類を添えて、利用実績を市長に報告するものとする。

(交付決定の通知)

第7条　市長は、前条の規定による助成金の交付申請があったときは、交付する助成金の額を決定し、筑後市医療的ケア児日常生活支援事業助成金交付決定通知書(様式第4号)により当該利用訪問看護ステーションに通知するものとする。

(助成金の交付)

第8条　前条の規定により助成金の交付決定の通知を受けた利用訪問看護ステーションは、筑後市医療的ケア児日常生活支援事業助成金交付請求書(様式第5号)により助成金の請求をするものとする。

(利用決定の取消し及び返還)

第9条　市長は、利用の決定を受けた助成対象者が次の各号のいずれかに該当する場合は、当該決定を取り消し、既に助成金が交付されているときは、期限を定めて、当該助成金の全部又は一部の返還を求めるものとする。

(委任)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。