きっかけは、生活支援コーディネーターと野町行政区で実施したアンケート。ボランティアを依頼したい人と自分の特技を生かせる人が多かったため、令和3年11月に市内で初めての「生活支援ボランティア」として発足しました。令和4年4月からは野町行政区の事業として実施。ボランティアに登録している25人が、地域住民からの依頼に応え、家庭のごみ出しや草取り、木の伐採など、主に高齢者の日常を支える活動をしています。 誰もがいきいきと笑顔で安心して暮らせる「ささえあいの地域づくり」を目指して、4人のコーディネーターが市内で活動しています。地域や個人が抱える課題やニーズなどを把握する一方で、地域に眠っている社会資源などを見つけ、人と人、人と地域や企業などのネットワークをつくり、必要な支援を必要な人につないでいます。また、地域活動の仕組みづくりやその立ち上げの支援も行っており、今回紹介した「ささえあい活動」の立ち上げなど、地域が主体となる活動のサポートをしています。 活動状況は、社会福祉協議会が毎月発行している「筑後市生活支援コーディネーター広報紙」で報告しています。野町ボランティアの会生活支援コーディネーター【二本松おたすけ隊】家庭のごみ出し支援広報ちくご 令和7年2月号4【大和まかせん会】電球の交換 草取りなどの庭の管理やごみ出し、重い物の移動など、日常のちょっとした「困りごと」を身近な地域のボランティアが支援する、住民が主体の活動です。市内では3団体が活動中で、今回は「野町ボランティアの会」を紹介します。 私たちが、生活支援コーディネーターです。私たちが、生活支援コーディネーターです。「ささえあい活動」を全力で応援しています!「ささえあい活動」を全力で応援しています!地域で解決!ちょっとした困りごと新しいささえあい活動 ▪ボランティアの声 「地域の困りごとは地域で解決できればと思い活動しています。また、地域の人との交流や見守りも兼ねることができているので、住み慣れた地域でいつまでも暮らしていくためにも、本当に必要な取り組みだと感じています」と、ささえあい活動の大切さを話しました。その他の活動のようす▪利用者の声 「とても助かっています。今回は草取りをしてもらったので、きれいになった花壇に新しい花を植えようと思っています。ボランティアの皆さんとのおしゃべりも楽しみです」と笑顔で話し、困りごとの解決だけでなく、ボランティアとの交流が、利用者の楽しみの一つとなっています。特集ささえあい活動生活支援ボランティア
元のページ ../index.html#4