令和7年2月号
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 「助け合い」に関心はあるけれど… 令和3年度に市が実施した「地域福祉に関する市民アンケート」では、「地域での助け合いに関心がある人」の割合は79.4%でした。一方、「福祉に関連するボランティアや地域活動で、現在参加しているものがある人」の割合は14.7%にとどまっており、地域での助け合いに関心はあるものの、実際には参加できていないという状況が分かります。3広報ちくご 令和7年2月号約80%の人が地域での助け合いに関心があると回答実際にボランティアなどに参加している人の割合は約15% 日常生活を送る上で、公的な制度やサービスだけでは解決できない、ちょっとした手助けが必要な「困りごと」で困っている人を、地域の中でお互いに支え合い、見守ることが「ささえあい活動」です。 地域デイサービスなどの「通いの場」や「登下校時の見守り」などの他に、新たな支え合いの仕組みとして「生活支援ボランティア」や「地域食堂・子ども食堂」の取り組みが広がっています。「ささえあい活動」が、住み慣れた地域でいつまでも自分らしく暮らすためのカギになるかも!  ごみ出し支援中の「二本松おたすけ隊」の皆さん。ごみ出し支援中の「二本松おたすけ隊」の皆さん。 他にも、こども食堂やスマホ教室など、さまざまな 他にも、こども食堂やスマホ教室など、さまざまなささえあい活動を行っています。ささえあい活動を行っています。【問合せ】地域包括支援センター(☎53-4162)でも、自分や家族が高齢になったときの事を考えると少し不安かも…。 ささえあい活動特集広がる!新しいささえあい活動住み慣れた地域で、いつまでも自分らしく暮らしたい 人口減少や少子高齢化などにより、私たちを取り巻く生活環境は変化しています。本市でも、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増え、日常生活を送る上での手助けが必要な人が増加。一方、現役世代の減少で介護に携わる人材も不足し始めており、住民も一緒に支え合う地域づくりが求められています。 「お互いさま」が合言葉

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