山さん梔し窩か祭25広報ちくご 令和6年6月号 5月17日、県指定文化財の山梔窩で、幕末の勤王志士・眞木和いずみ泉守のかみ保やすおみ臣とその弟子たちを偲しのぶ同祭が行われ、山梔窩保存会の会員や遺族代表、地域住民などが参加しました。 神事が行われた後は、水田幼児園の園児たちが「眞木和泉守の歌」と「山梔窩」を合唱。また、水田小学校の6年生が眞木和泉守の研究発表を行い「このように素晴らしい歴史があることを誇りに思います。何事にも諦めず努力し続け、今以上に勉学に励みます」と話しました。 5月17日、市制施行70周年記念事業として、水田天満宮とびうめ会館で同講演会を開催。水天宮名誉宮司の眞木大樹さんによる「水天宮と眞木和泉守」と題した講演と、眞木和泉守研究会代表の志賀健一郎さんによる「山梔窩時代の眞木和泉守」と題した講演があり、約70人が参加しました。 講演では、眞木和泉守が家族に宛てた手紙や山梔窩時代に執筆した「南なん僊せん日にち録ろく」が紹介され、当時の水田の若者との交流の様子や共に学問に励む姿などを知ることができました。眞木和泉守保臣没後160年記念講演会図書館をもっと好きになったよ図書館をもっと好きになったよこどもの読書週間イベント「チャイルドライブラリアン」 本との出会いの場である図書館の仕事を体験することで、読書をより身近に感じてもらおうと、5月3日に同事業を開催しました。 参加者は、カウンターでの受け付けや本の整理、「模擬おはなし会」などを体験し「もともと図書館が好きでしたが、どのような仕事をしているのか知らなかったので良い経験になりました。これからも、図書館のイベントに参加して、読み聞かせをしてみたいです」とその感想を述べました。歴史を知り、伝えていく歴史を知り、伝えていく勤王の志士に想想おもおもいをいを馳馳ははせるせる勤王の志士に地域の持つ力を引き出す拠点に地域の持つ力を引き出す拠点に人権教育啓発センターオープニングセレモニー記念講演 5月18日、県立大学名誉教授の森山沾一さんを講師に招き、「人権教育啓発センターの意義及および期待すること」と題した講演会を同センターで行いました。 この講演会には、市人権啓発推進協議会委員など約70人が参加。森山さんは「インターネットの普及により遠くの人とつながりやすくなりましたが、自分が住んでいる地域など近くの人とつながることも大切です。この施設が人とのつながりを形成する拠点になることを期待します」と語りました。
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