令和6年4月
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まちづくりビジョンはこちら▶広報ちくご 令和6年4月号10 「JR羽犬塚駅周辺地区」は、鉄道やバス、幹線道路などの交通の利便性から市の中心市街地として発展してきました。 しかし近年、頻発・激甚化する豪雨災害の発生に伴い、度々浸水被害を受けています。また、この地区は浸水被害以外にも、「空き家・空き地などの都市のスポンジ化対策」や「駅前広場の混雑緩和」、「狭あい道路の改善」など解決すべき多様な課題を抱えています。 市は、将来にわたり安心して住み続けることができ、市の活力を支える中心市街地を形成していくため、令和6年3月に「JR羽犬塚駅周辺地区都市再生整備計画」を策定しました。地区の現状と整備内容を整理し、「防災まちづくり」や「都市のスポンジ化対策」、「居心地がよく歩きたくなるまちなか」の形成を目指します。都市再生整備計画はこちら▶▶雨水対策として、水路の新設・改良や一時的に雨水を貯めておく調整池(雨水貯留)を整備します。▶山ノ井川の治水対策として、県や流域市町と連携し、河川整備や流域治水に取り組みます。▶山ノ井踏切の交差点と地区内道路の安全な通行を確保します。▶浸水時の緊急車両の通路を確保するため、市役所前交差点から山ノ井踏切付近までの道路新設事業を実施します。▶駅前広場の円滑な通行を確保し、公共交通機関のアクセス性の向上を図り、快適な待合空間を整備します。▶周辺の低未利用地を活用し、駅前広場を再編します。▶街路空間を車中心から人中心の空間へと再構築します。▶道路幅員を再編し、歩道の段差解消や、照明灯・街路樹の整備など、通りの魅力創出に取り組みます。「JR羽犬塚駅周辺地区」都市再生整備計画を策定中心市街地の中心市街地の防災まちづくり防災まちづくりがスタートがスタート【地区内道路】【諏訪通り】■防災まちづくり【浸水被害】■都市のスポンジ化対策・居心地がよく歩きたくなるまちなか【JR羽犬塚駅前広場】現状現状現状現状【問合せ】都市対策課(☎65-7028)【問合せ】都市対策課(☎65-7028)整備内容整備内容整備内容整備内容 近年の豪雨などにより度々浸水被害を受けていて、特に指定避難所であるサンコア周辺は大雨による浸水被害を受け、避難が困難な状況が発生しています。 都市機能の防災性・安全性の向上を図る必要があります。 「車道幅員の狭い道路が多い」・「踏切との交差角度も悪い」など、歩行者の安全確保や円滑な通行が困難な状況です。また、国道209号は大雨などの浸水により、市役所から南側への通行は度々全面通行止めとなる状況です。 自家用車送迎により混雑している状況です。特に、朝夕の通勤・通学時間帯においては、路線バスがロータリーに乗り入れできない状況が発生しています。 駅正面から東側に延びる諏訪通りは、車道幅員が広く車中心の道路となっていて、歩道は道幅も狭く段差などがあり、魅力が乏しい街路空間となっています。■■■■■■■■■■

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