令和6年2月
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保険・年金生活・税金子育て・産業振興学校健康福祉社会教育安全・安心その他高齢者人権・男女共同 「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態を目指すという意味をこめています。 「ジェンダー」とは、生物学的な性別(セックス)に対して、生まれつきではなく育っていく中で社会や文化によって生み出された、「男性像」「女性像」のことです。 自分の「当たり前」は、他人の「当たり前」と同じとは限りません。「男は仕事」「女は家庭」といった、固定的な性別役割分担意識からくる発言が、無意識に相手を傷つけていることがあります。また、「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」という自分自身が持つ価値観の形成にもつながります。 思い当たることはありませんか 次に「子育て期」を中心にありがちな例を挙げています。無意識の思い込みから、価値観や行動を押し付けてはいないでしょうか。ステップ❶自分の発言で相手の顔が曇るなど違和感を感じる広報ちくご 令和6年2月号▶お父さんが病気の子どもを病院に連れて行くと「お母さんは?」と言われる▶夫から子育てを「手伝う」と言われる▶ランドセルを買いに行った時に祖父母が、女の子には赤やピンク、男の子には黒や青を選ばせる ジェンダーも時代にあったアップデー トが必要です 前述の一例にある発言や行動を見て、どう感じましたか。 次世代を担う子どもたちにとって、自分らしく生きられる社会となるように、大人一人一人が無意識の思い込みに気づき、改めながら選択肢を広げていくことが必要ではないでしょうか。ステップ❷自分の発言のせいなのか、相手の立場で考えてみる13自分らしく生きられる社会づくりのためのステップ自分らしく生きられる社会づくりのためのステップステップ❸相手の考えを意識することで、無意識の押し付け行動を減らす【問合せ】男女共同参画推進室(☎65-7051)身近なジェンダーに気づこう!

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