近年、ペットについての苦情や相談が増えています。犬や猫などを飼うときは、次のことに気を付けましょう。●日頃からペットのしつけに気を配りましょう。●狂犬病予防のワクチン接種や寄生虫の駆除など、健康チェックを定期的に行いましょう。●数が増えすぎて飼うことが難しくなる場合もあるため、不妊・去勢手術を受けましょう。特に猫の場合は、望まれない命を増やさないようにするために積極的に検討しましょう。●放し飼いはやめましょう。●飼い犬は、必ず登録をしましょう。※法律で義務付けられています。●散歩はリードやハーネスを付けて、ふんは必ず持ち帰りましょう。●鳴き声が他の家庭の迷惑にならないようにしましょう。●感染症や交通事故を防ぐために室内で飼いましょう。●餌は自宅内で与えましょう。●飼い猫には首輪をつけましょう。●猫のトイレは自宅内に設け、必ず同じ場所で排せつするようにしつけましょう。 飼い主のいない猫への無責任な餌やりでトラブルが発生しています。一度でも餌を与えると、また餌をもらえると期待して集まり続けます。そこからパートナーが増え、繁殖することになり、糞ふ尿被害や鳴き声の問題など地域でのトラブルが発生しています。地域で世話をする場合は、次のことに気を付けましょう。●飼い主のいない猫に餌をやる場合は、餌を放置しない、トイレを設置する、不妊・去勢手術をするなどのマナーやルールを守り、地域の理解を得てください。※飼い主のいない猫の不妊・去勢手術についての支援事業があります。くわしくは「くらしの情報(32・33ページ)」を確認してください。●地域には、猫が好きな人や苦手な人など、さまざまな人が生活しています。周りに迷惑を掛けないようにしましょう。●動物愛護法により、愛護動物をみだりに傷つけると、5年以下の懲役または500万円以下の罰金、愛護動物を捨てると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる場合があります。 ん●ペットがパニックにならないように日頃からケージに慣らしておき、むやみに噛かんだり、吠ほえたりしないよう最低限のしつけをしましょう。●ケージやペットフード、トイレシートなどのペットの避難セットを準備しておきましょう。●飼い主が無事でなければ、ペットの安全は守れません。まず、飼い主の安全を確保して、ペットと一緒に避難しましょう。●ペットがパニックにならないように落ち着かせ、迷子にならないよう注意しましょう。●避難するときは、鑑札や迷子札、マイクロチップなどでペットの所有者を明示しましょう。●避難所では、動物が苦手な人やアレルギーを持っている人など、さまざまな避難者に配慮し、避難所が定めたルールに従いましょう。●飼い主の責任で糞尿は始末しましょう。▪飼い主の責任▪犬の飼い方▪猫の飼い方犬や猫と共存するために▪飼い主のいない猫のトラブル▪日頃からできること▪災害が発生したらペットの避難についてくわしくはこちら▼ペットの災害対策は日頃から筑市役所からのお知らせ広報ちくご 令和4年4月号8【問合せ】かんきょう課(☎53-4120)ペットとの暮らしを責任と愛情のある
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