竈かまど門神社例祭~きせる祭~23広報ちくご 令和4年1月号 児童たちに市内で生産される八女茶を身近に感じ、親しんでもらうことを目的に、JAふくおか八女茶業部会筑後支部の協力の下、同教室を市内の各小学校で実施しました。 11月29日、西牟田小学校では5年生約30人が参加。児童は、日本茶インストラクターから煎茶がおいしくなる湯の温度や茶葉の量などを学び、グループに分かれ実践しました。児童からは「普段飲むお茶よりおいしく感じた。家族にも淹れてあげたい」などの感想が寄せられました。 11月、学校給食の食事内容の充実と多様化などを目的とした同コンクールで、筑後北小学校の献立が優良賞に入賞しました。同校は、給食調理業務を外部委託していて、日々の給食を委託先の調理員が作っています。 調理責任者の緒方理恵さんは「『おいしかったです』といつも笑顔で言ってくれる子どもたちに、おいしいものを食べさせたいという思いで、調理員が一致団結してメニューを考えました」と受賞した喜びを語りました。 12月4日、サザンクス筑後で、NPO法人子どもの学び館代表・福永宅司さんによる公演が行われました。 公演は「ひかり」と題した一人芝居。1人の大学生が差別の実態を知り、自ら差別していたことに気付き、さまざまな人権問題を自分事として学んでいく物語です。 公演後に福永さんは「差別はない方がいいに決まっている。1人の100歩より100人の1歩で差別をなくしていこう」と訴えました。 12月13日、同例祭は昨年に引き続き神社の境内に会場を設け、一般公開形式で執り行われました。会場には、氏子や一般客など約80人が集まり、青竹で作った「きせる」に刻みタバコを詰め、思い思いにきせるを吹かしていました。 横溝延道神社総代会長(溝口町、80歳)は「アニメの影響もあり、遠方からの参拝者が増えています。今後も新型コロナウイルスの感染対策を踏まえ屋外で実施し、一般の人にも参加してもらえるような祭りにしたいです」と話しました。令和3年度「小学校おいしいお茶の淹いれ方教室」筑後北小学校が県学校給食料理コンクールで入賞手間を掛けて、お茶を愉愉たのたのしむしむ手間を掛けて、お茶を”おいしい”を届けたい”おいしい”を届けたい差別をなくす「ひかり」となれ差別をなくす「ひかり」となれ第39回筑後市人権を考える市民のつどい煙と笑いに包まれて煙と笑いに包まれて
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