令和3年6月号
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=生活・男女共同参画=広報ちくご 令和3年6月号17 「ふらっと」とは、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態をめざすという意味をこめています。【問合せ】男女共同参画推進室(☎65-7051)         ▪令和3年度キャッチフレーズ 「女だから、男だから、ではなく、私だから、の時代へ」 このキャッチフレーズは、「自分を好きになって、自分を信じ、創り上げた自由な発想が受け入れられる社会。みんなで築いていく 男女共同参画社会とは?!」をテーマに、内閣府がユース世代(15~20歳)を対象に募集し、応募総数2,785点の中から選ばれた最優秀作品です。 「男らしく」「女なんだから」「男っていうものは」など、これまでの社会ではそういった考え方が、いわゆる「普通」でした。でも、そうした中で『自分らしさ』の選択肢を狭められてしまった人たちもたくさんいたと思います。 それは、これからの未来においても、誰かの『自分らしさ』をなくしてしまう考え方かもしれません。そして、その誰かは、ひょっとしたら、あなた自身、あなたの身近な人かもしれません。 「多様性」という言葉がいろいろなところから聞こえてくる時代。性別に左右されずに、『自分らしさ』を持った人たちが自由な発想で、あらゆる可能性に向かって「これから」を創造できる社会をみんなで創っていきましょう。 世界経済フォーラム(WEF)は、国別に男女格差を数値化した「ジェンダー・ギャップ指数2021」を今年3月末に発表しました。同指数は、世界経済フォーラムが世界各国の男女平等の4分野(政治、経済、教育、健康)における格差の状況を数値化し、順位をつけたものです。同指数は、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。 日本は、この調査結果において、対象となった世界156カ国のうち、120位という順位でした。 日本では、政治分野の「国会議員の男女比」、経済分野の「管理職の男女比」が順位を下げる大きな要因になっています。 このままだと世界的な男女格差解消にかかる年月は、約135年と試算されています。つまり、今年生まれた子はもちろん、そのまた子や、孫の世代になっても男女格差が残っているかもしれないということです。そんな未来にするかどうかはあなた次第。身近にある性別役割分担意識から見直してみませんか。【とき】6月29日(火)午前10時~午後4時【相談内容】女性に対する暴力や離婚に関する諸問題、職場や社会での女性に対する差別など、女性の権利全般※性的マイノリティーに関する相談も受け付けます。【相談料】無料【相談電話番号】☎76046月23日~29日は「男女共同参画週間」ジェンダー・ギャップ指数2021順位国名スコア1アイスランド0.8922フィンランド0.8613ノルウェー0.849︙︙︙120日本0.656【上位国と日本の順位】女性弁護士による電話相談「女性の権利110番」分野スコア順位政治0.061147経済0.604117教育0.98392健康0.97365総合0.656120【各分野のスコアと順位】

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