=新型コロナウイルス関連・健康・高齢者=広報ちくご 令和3年3月号5▪相談や治療で救える命があります コロナ禍では、失業や休職による経済的困窮、過労、また、外出自粛に伴うフラストレーションや社会的孤立など、複数の問題が重なり合うことで心理的負担が大きくなり、自分だけで悩みを解決することが困難になります。 気分の落ち込みから抜け出せないときは早めにかかりつけ医や専門機関に相談しましょう。▪こころの相談窓口▼福岡いのちの電話=☎092・741・4343(24時間。年中無休)▼ふくおか自殺予防ホットライン=☎092・592・0783(24時間。年中無休)▼県精神保健福祉センター=092・582・7500(午前8時半~午後5時15分〈平日〉)▼県南筑後保健福祉環境事務所=☎09442176(午前8時半~午後5時15分〈平日〉) 新型コロナウイルスの影響で、今までと違う生活に直面し、子どもから大人まで、さまざまな変化を受け入れることを余儀なくされています。また、生活・経済不安などで精神的な負担が生じている人も多いと思います。 少しだけ自分や身近な人の「こころのSOS」に目を向けてみませんか。▪こころのサイン●表情が暗く、元気がない●体調不良の訴えが多い●趣味などに興味を示さなくなる●人と会いたがらなくなる●仕事や家事の能率の低下やミスが増える●遅刻、早退、欠勤が増える●飲酒量が増える▪声を掛けてみませんか 悩みを抱えた人は、「人に悩みを打ち明けられない」「どこに相談したらよいかわからない」などの状況にいることがあります。まずはあいさつなど声掛けから始めてみませんか。【問合せ】高齢者支援課(☎53-4255)「ロコトレ教室」 参加者募集 筋肉や関節などの運動器の衰えが原因で、日常生活に必要な移動能力が低下した状態のことを「ロコモティブシンドローム」、略して「ロコモ」といいます。 ロコモの進行を予防する運動教室「ロコトレ教室」に参加しませんか。【とき】4月7日(水)~7月7日(水)までの毎週水曜日、13:30~15:00(全13回、祝日を除く)【ところ】市保健センター【対象】市内に住んでいる概おおむね65歳以上の人 ※ただし、治療中の病気がある場合は医師の許可が必要です。【内容】簡単なストレッチ体操・筋力トレーニングなど【講師】理学療法士・作業療法士【参加費】無料【定員】15人になり次第締め切り(初参加の人を優先)【申込み】3月12日(金)17:15までに同課へ。「第8期筑後市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」答申書提出【問合せ】高齢者支援課(☎53-4255) 2月2日、「2025年の高齢者福祉を考える委員会」の北島スエ子会長と塚本真由美副会長から西田正治市長へ答申書が提出されました。 同計画は、高齢者全てを対象とする保健福祉事業全般に関する「高齢者福祉計画」と、介護サービスの基盤整備を目的にした「介護保険事業計画」が一体になったもので、第8期計画は、令和3年度からの3カ年の取り組みを定めるものです。 同委員会では、昨年7月に諮問を受けて以来、6回の会議を開催して審議を重ねてきました。北島会長から「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮した介護予防・見守りなどの支援」や、「介護従事者の人材確保のための取り組み」などが要望されました。 見逃さないで 「こころのSOS」3月は「自殺対策強化月間」【問合せ】健康づくり課(☎4231)
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