議会だより第63号
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令和2年11月2日 ちくご市議会だより №6310問 本年、夏場の猛暑の中、小学校でエアコンが動かなかったため、熱中症症状の児童が数人発生したと聞く。新型コロナウイルス感染症予防対策と熱中症対策の取組みは。市長 例年より6日早い問 市が管理する公園遊具の安全管理の現状は。市長 市職員による点検を毎月1回、専門技術者による詳細な点検を年に1回実施している。長浜コミュニティパークの複合遊具の点検結果は問 専門技術者による点検報告で、修繕の指摘はなかったのか。都市対策課長 昨年11月の点検の結果、修繕が必要という判定だった。今年度に修繕を行う予定だったが、準備などに時間8月19日から2学期がスタート。連日35度を超える日が続く中で、新型コロナウイルス感染症対策として、冷房を入れた状態で教室の窓を開けていた。また、夏休み期間を利用して、全小・中学校の給食調理室にエアコンを設置した。それらの要因が重なり消費電力が上限を超えたために、デマンドコントローラー(※)が稼働し、教室のエアコンが切れて、熱中症症状の児童が発生したもの。事前の予測は問 給食調理室にエアコンを設置した時点で、予測はできなかったのか。学校教育課長 設定変更は認識していたが、事前調査に時間がかかった。問 各学校で、デマンド値の設定変更はできなかったのか。学校教育課長 メーカーに依頼をしないと変更できなかった。方法が分かっがかかり、現在に至っている。早急に対応していきたい。問 他の公園遊具の老朽化も進んでいるようだが、現状は。都市対策課長 安全に利用できるよう、修繕の必要があるものについては、できるだけ早く修繕を行いたい。過去3年間で15基、約80万円の修繕費がかかっている。積極的な 安全管理を問 市内全59基の遊具の安全管理は大丈夫か。危険性があれば、予算を増額して、早急に対応すべき。今後の公園遊具の安全管理をどう考えるか。都市対策課長 今年度、公園施設長寿命化計画を策定している。公園施設の状態を調査し、修繕・更新の必要性や緊急性の判定を行う。また、「予防保全型管理」への転換を図る。学校のエアコン使用状況は答 校長判断で適切な温度設定をする公園遊具の安全管理は答 点検や修繕を実施し、安全性を維持しているたので、学校長の判断を尊重しながら設定値の変更をしたい。※ 使用電力の最大値(デマンド)を抑えることにより、電気代の基本料金を抑えるための装置デマンドコントローラー(右)教室のエアコン(左)(羽犬塚小学校)長浜コミュニティパークの複合遊具には、早速工事予告が川口 裕二 議員永松 孝信 議員本会議常任委員会決算一般質問

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