議会だより第46号
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本会議常任委員会一般質問平成28年8月1日 ちくご市議会だより №468問 ピロリ菌は胃がんの原因になると医学的に言われている。胃がんのリスクを下げるため、ピロリ菌の検査を市が助成すべきと思う。 これまでの市の取り組みと今後の考えを問う。市長 胃がんを発症した人の多くは、ピロリ菌陽性者であるとの報告もある。ピロリ菌除菌により胃がん発症が抑えられていることへの認識は持っている。問 学校ごとに行っている給食費の私会計から、市で一括管理する公会計に移行する自治体が増えているが、筑後市の認識と取り組みは。教育長 公会計化へ移行する必要はある。先進地の視察をして、人員や経費等、具体的に調査する。 昨年度、健康と食育の祭典で胃がんリスク検診を行った。今後は、イベント等で実施を継続していく中でそこから見えてくる課題を踏まえ、住民健診として実施できるか検討を行っていきたい。「もったいない」 運動を推進し食品ロス削減を問 家庭内の食品在庫の適切な管理や有効活用をはじめ、飲食店で残さず食べる運動や持ち帰り運問 いつまでに方針を決めるのか。教育委員会次長 今年度中には具体的にまとめ、庁内で協議したい。問 子育て支援の観点から、給食費無償化の考えはあるか。市長 やりたい気持ちはあるが、市の財政状況をみると踏み切れない。保護者の責任もあるので、市があれもこれも無償化するのはよくない。筑後市奨学金の 現状と今後の展開は問 給付型制度の筑後市奨学金の現状は。教育長 平成26年度までは1学年13人であったが、昨年度から15人となった。来年度からは支給額が月額9000円から1万円となり、さらに特別奨学金として3人、月額1万5000円が新設される。問 少額寄附の対応や募金箱の設置など奨学金事業拡大へのPRは。市長 広く市民の善意を奨学会へという提案は理事会で検討する。ピロリ菌検査の助成を 答 住民健診として実施する   よう検討する山下 秀則 議員給食費公会計化と無償化の考えは答 公会計化は今年度  中に検討  無償化はできない馬場 政英 議員動の展開など、市民、事業者が一体となった食品ロス削減に向けて取り組みを進めることが大事と思うが、3さんまる0・1いちまる0運動(※)推進と併せて問う。市長 「もったいない」を大事にして、30・10運動や食品ロスをなくす運動を食育の中で取り組むことを検討していく。※30・10運動とは、懇親会等での食べ残し削減のため、開始後30分と終了前10分は離席せずに食事を楽しむ運動。ピロリ菌検査で胃がんのリスク軽減を筑後市奨学会奨学生募集の案内

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