正しい理解で『コロナ差別』をなくそう
令和5年3月13日以降は、個人の主体的な選択を尊重し、マスク着用は個人判断に委ねることが基本となります。
マスク着用の考え方について(厚生労働省)
厚生労働省から示された(別紙)リーフレット (PDF形式:144KB)
新型コロナウイルス感染症を正しく理解しましょう。
SNSなどでの新型コロナウイルス感染者の特定につながる内容や誹謗中傷、プライバシー情報の無断掲載・拡散などの行為は、人権侵害であり、決して許されるものではありません。興味本位で報道以外の情報を検索したり、SNSに書き込んだり、憶測でうわさを流したりすることはやめましょう。
◆連鎖する3つの「感染症」
新型コロナウイルスは、「3つの感染症」を引き起こし、私たちの生活に影響を及ぼしています。
第1の感染症は「病気」そのものです。
第2の感染症は「不安と恐れ」です。
ウイルスは見えないことから、不安や恐れを感じることがあります。それらは私たちの心の中で膨らみ、瞬く間に人から人へ伝染していきます。
第3の感染症は「嫌悪・偏見・差別」です。
不安や恐れは、人間の生き延びようとする本能を刺激します。そして、ウイルス感染に関わる人を日常生活から遠ざけたり、差別したりするなど、人と人との信頼関係や社会のつながりを壊します。
また、偏見や差別があると、症状が出ても受診を控え、さらなる感染症の拡大を招くことになります。
◆私たちにできること
第2・3の感染症は、私たちで防ぐことができます。
それは、新型コロナウイルス感染症に関する正しい理解と、医療従事者など日常の中で新型コロナウイルスに対応している全ての人に敬意を払うことです。
みんなが1つになり、負の連鎖を断ち切りましょう。
*(参考)「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」日本赤十字社