不登校で悩んでいる方へのご案内
筑後市では、すべての児童・生徒が社会的に自立できるよう、個に応じた多様で適切な教育機会を確保するため、不登校の児童・生徒に関する情報や専門家の助言等を踏まえて、実態や課題に応じた支援方法を検討します。
お子さんに不登校の兆候がみられたら
・学校に行くのを渋る
・保健室に行く回数が増えている
・漠然と不安な様子が見られる など
担任をはじめ、養護教諭や生徒指導主事等の教職員が連携し、必要に応じて保護者と児童・生徒との教育相談を実施します。
まずはお子さんの様子を学校にお伝えください。
学校内における支援
・児童・生徒、保護者との面談や情報共有
・スクールカウンセラー(心理の専門家)、スクールソーシャルワーカー(福祉の専門家)等による面談
学校内における支援に加えて、心身のケアが必要な場合には医療機関等との連携、家庭への支援が必要な場合には福祉機関との連携など、学校外における支援が必要となる場合もあります。
また、学校内での支援以外にも、学校外の施設等で支援を受けることができます。
学校外における支援
○公的機関
【子どもと親の教育相談電話】
いじめ・不登校・学習・進路などの悩みや心配事など、教育相談員が相談に応じます。
電話 0942-52-8880
月曜日〜金曜日 9時00分〜16時30分(祝祭日・年末年始除く)
相談対象:中学校までの幼児・児童・生徒及びその保護者
【筑後市教育支援教室(スマイル)】
不登校の児童・生徒が社会的に自立できるように学習や集団への適応等の相談・指導を行う施設です。学習サポート、体験活動、在籍児童・生徒への専門家によるカウンセリング等を行っています。
〇民間施設
不登校の児童・生徒に対し、民間において自主的に設置・運営している施設です。子どもの居場所づくり、個別の学習や相談、カウンセリング、体験活動等を行っています。
【みんとしょかたる(コドモサードプレイスカタル)】
民設民営の図書館兼こどもの居場所。おしゃべりOK、飲食OKの第三の居場所
本やボードゲームなどがあり、一人でも親子でも安心して過ごすことができる場所
【ちくご地域ユースサポート 不登校支援部会】
自宅でもない、学校でもない、第三の居場所。堅苦しくない気楽な集いの場
○民間団体
【筑後市社会福祉協議会(サルビアの会)】
不登校・引きこもりの方の家族間の交流の場
その他、必要に応じてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーがご案内することがあります。
要件を満たせば、出席扱いになります
学校外の公的機関等で学習や活動を行った場合は、要件を満たせば出席扱いになります。
不登校は誰にでも起こり得ることです。お子さんやご家族の周りには、行政・民間のさまざまな支援の輪が広がっています。詳しくは下記リーフレットをご覧ください。
福岡県不登校児童生徒支援リーフレット (PDF形式:8449KB)