恋のくに ひと想うまち筑後のスマホ宣言
現在、パソコンや携帯電話などの情報機器の普及や、コミュニティサイトの急速な利用拡大などで、インターネットは私たちの生活にとって身近で便利なものになっています。しかし、その一方で犯罪につながる行為や基本的生活習慣の乱れなど社会的な問題が起きているのが現状です。
平成26年度、市内の小学5年生から中学3年生を対象に実施した「インターネット等の利用に関するアンケート」で、小学生が約75パーセント、中学生が約90パーセントという高い割合でインターネットなどを利用していることが分かりました。
このアンケート結果を受け、インターネットを利用することで起きるさまざまな問題から子どもたちを守るため、筑後市PTA連合会、筑後市小・中学校長会、筑後市教育委員会が連携し、「恋のくに ひと想うまち筑後のスマホ宣言」 を共同で策定しました。
(注)ここで言うスマホとは、SNSサイトなどのインターネットを利用できるスマートフォン、携帯電
話、ゲーム機などの総称のことです。
家庭・学校・行政で協力しよう!
学校でも子どもたちへ向けて情報モラル教育など行っていますが、学校だけの取り組みではなく、家庭・学校・行政が協力して取り組むことが大切です。
インターネット上でのいじめや個人情報の流出など、子どもたちが犯罪や事故に巻き込まれないように、インターネットの危険性について家庭の中でも保護者のみなさんが子どもたちへ伝えていきましょう。
親子でのルールづくりが大切です!
子どもたちが安心・安全で上手にインターネットを活用できるようにするため、使用する際の家庭でのルールを、いま一度、子どもと一緒に話し合ってみませんか。「21時以降は保護者に預ける」「自分の部屋では使わない」「個人情報は書き込まない」など、子どもの成長段階に合わせて家庭でのルールを決めましょう。
いきいきと元気な子どもたちに
この「恋のくに ひと想うまち筑後のスマホ宣言」を市内共通の考え方とし、家庭の中でのルール作りのきっかけになることを願っています。そして、子どもたち自身が、そのルールを守りながら、家族や友達と直接話をすることの大切さや十分な睡眠をとることなどの基本的生活習慣の大事さに気づいていくれることを期待しています。